ダブルファンタジー4話<ネタバレ>岩井(田中圭)との関係は続いていた。

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WOWOW連続ドラマW『ダブルファンタジー』。

田中圭さん演じる岩井役にファンは大注目中です。

第3話は岩井がメインだっただけに、第4話は大林にシフトすると思っていたら、まだまだ、岩井は重要な存在でした!

ダブルファンタジー第4話あらすじ

奈津(水川あさみ)は、徹夜明けで友人の杏子(篠原ゆき子)と映画を観に来ていた。

だが、徹夜明けの奈津は寝落ち。

その夢の中では、濃い霧の向こうに、志澤(村上弘明)、夫の省吾(眞島秀和)、岩井(田中圭)の姿が見えるが、近づくことはできずみな光の中で消えていった。

映画がおわると、プロデューサーの朝倉(長野里見)から挨拶と名刺を受け取る。

映画についてのエッセイを依頼されていた奈津に、杏子はサンプルDVDを渡す手配をし、奈津の寝落ちのフォローを笑顔でしてくれるのだった。

そんな杏子には、酔った勢いで呼んでしまった出張ホスト(粟島瑞丸)のことも思い切って話してみた。

どんな奈津であっても受け止めてくれる杏子の姿勢に、奈津は後味の悪かったその出来事と心の内を話すのだった。

奈津「私、どんな仕事でもプロ意識がない男って許せないんだよね。」

杏子「例えば?」

奈津「きつすぎるコロンが不快だったでしょ。濃紺のスラックスなのに、黒靴履いてて、靴下が茶色だったっていうのも嫌!」

話を聴いて笑う杏子、説得力のあるその説明に、そういうシーンをいつかドラマで書くように奈津に勧めるのだった。

東京の部屋で、奈津はコーヒー豆を挽く。
それは、岩井が病みつきになってしまったコーヒーだ。

岩井の訪れる頻度は落ち着きを見せ始め、会う機会は減っていた。

再度映画を観ていた奈津に、岩井からの忙しくていけないというメッセージが届く。

落ち着き行く男女の仲への寂しさを感じてる奈津だった。

仕事現場では、プロデューサーの近藤(池田良)から夫の省吾に連絡をするように言われる。

帰宅すると、そこには省吾が訪れた形跡があった。

後輩のADみちこが脚本の賞をとったということで、プロとしてのアドバイスを欲しいという話だった。

後日、喫茶店で奈津は省吾と後輩みちこと会う。

本人の前で、みちこの脚本への率直な感想、想い、プロとして伝える奈津だった。

それは厳しく刺さる言葉たち。みちこはこらえきれず、喫茶店を飛び出し、省吾は後を追いかけていった。

そして、奈津は離婚届を省吾に残し、喫茶店を後にした。

そんな中、奈津は映画プロデューサーの朝倉から仕事の依頼を受ける。

それは、ボーヴォワール『第二の性』の冒頭の一節

「人は女に生まれるのではない。女になるのだ。」

から、映画を生み出したいという話だった。

女というこの不可解な生き物の根源をあぶりだすようなストーリーと作品を作りたいと話す朝倉。

奈津は内心、「書けるだろうか、私に女が。」というプレッシャーを抱えながら、仕事に没頭していた。

仕事に没頭する奈津は、岩井のことも忘れていた。

そんな中、岩井がやってくる。

岩井「ごめんなさい。最近仕事が。」

やってきた岩井とキスを交わす奈津は、生理中であることを岩井に告げる。

岩井「じゃあ、温めてあげます。」と岩井は奈津を抱きしめ、ベッドで二人はゆっくりと過ごす。

奈津「もしこういう関係じゃなくなっても、それでも親友どうしでいてくれる?私の前からいなくなったりしない?」

と尋ねる。

岩井「それはこっちのセリフですよ。あなたの方こそ、そういうことになったら、僕のことなんて見向きもしなくなりそう。だって、あなたものすごく恋愛体質だし。当たってるでしょ?」

奈津「違うと思う。だって、恋愛は所詮幻想だけど、友情ってそうじゃないでしょ?」

しばし沈黙し、奈津を見つめる岩井。何を考えているかわからない奈津に、

岩井「いや、つくづく抱き心地の良いカラダだなと思って。」

と奈津を抱きしめる岩井。

そんな岩井に対して奈津は

奈津「ねえ、先輩。私がこんなこと言っても説得力ないと思うけど、本当にちゃんと好きなんだよ。」

と伝え、「わかってますよ」と答える岩井とじゃれつくのだった。

 

奈津は杏子と岩盤浴で、恋愛体質と表現されたことについて話していた。

私は惚れやすいだけなのかも。とこぼす奈津に、地獄を味わうことなく、いい子のままでは脚本なんて書けないでしょうと、杏子は言うのだった。

そんな杏子も恋愛で、地獄を味わっているということをにじませる。

岩盤浴後、身だしなみを整える杏子の姿にデートなのか尋ねる奈津。

すると、「地獄を味わってきます」という言葉を残し、さっそうと歩いていく杏子だった。

その夜、奈津は仕事で、30代で精神科医のまま出家した松本祥雲(マキタスポーツ)との対談をしていた。

そこで、祥雲は「欲せん」という話を奈津にする。

快楽を求めることは決して恥ずかしいことではなく、穢れのないことだという。

お酒や、おいしいものを食べたいという欲求や、性的な欲求でも、無理やり歯を食いしばって抑えることの方が、自然に逆らうことになると。

祥雲は奈津の眼の光をみて、「あなたは生きる力は尋常じゃないな」と伝えるのだった。

対談のお礼を伝える祥雲は、奈津に自分の宿泊先と連絡先をこっそりと渡してくる。

それを受け取った奈津は、目の前に男の欲望があると知り、どうしても岩井に会いたいと思ってしまう。

その結果、東都新聞社に向かっていた。

東都新聞社には、誕生日だった息子と岩井を迎えに来た妻がいた。

岩井と家族が会うところに遭遇してしまった奈津。

岩井は一瞬奈津の方を見るも、全く知らないふりで行ってしまう。

「これは女々しい私への罰だ。」と街中を歩く奈津は、スポーツカーに乗った祥雲とバッタリ会う。

「どうかしましたね。背中がとても寂しそうだ。」

と声をかけてきた祥雲と、ビリヤードをしながらお酒を飲み、自分の欲求に対しての客観的な話をする。

その流れで、奈津は祥雲とカラダを重ねる。

しかしそれは、たった15分。

「結末を見届けただけ。」と思う奈津は、ホテルの部屋を出て、タクシーを止めようとしていた。

そこで、新進俳優の大林一也(栁俊太郎)が奈津に声をかけてきた。

タクシーを止める奈津に対して大林は、この後付き合ってほしいと声をかける。

気分転換、そして「お口直しに。」どうですか?と。

奈津の顔を見て「だって顔に書いてありますよ。ろくなもんじゃなかった。って」
と伝える大林は、丁寧でありながらも少しぶっきらぼうで落ち着いた話し方をする。

奈津をつれ、新人俳優たちの生活の裏側を見せる大林は、自身の次に演じる役について伝え、映像に興味があり、いつか奈津の作品にも出たいと言う。

舞台の案内などをしたいから、連絡先を聴いてもいいかという大林。

そんな大林に連絡先を渡し、別れた奈津。

ぶっきらぼうな大林に新鮮な印象をうけたのだった。

そんな中、杏子から電話がかかってくる。

杏子は泣いていた。

「大丈夫。大丈夫だから。」と話す杏子は、決して大丈夫ではない様子。

「ねぇ、奈津。恋愛ってさ、いくつになっても上手にならないね。」

と杏子は、彼の奥さんが自殺未遂をはかったこと。命に別状は無いが、自分を責める気持ちによって、彼に対しての気持ちも冷めてしまったと、奈津に話すのだった。

会いに行くと話す奈津に対し、電話を切る杏子。

奈津は街に立ちすくみ、自分をとりまく男たちを想っていた。

そして帰ると、玄関の前では岩井が待っていた。

「会社に泊まるっていって、来ちゃいました。」と。

ずるい男と思いながらも、何も聞かない奈津。

部屋で、奈津はやはり岩井には祥雲のことを話すのだった。

そんな奈津に岩井は、「あなたは勝った。」という。

その話し方は、いつもより少し落ち着きがなく、会社での出来事が引っかかっていることを感じさせる。

そして、岩井は奈津を抱きながら、

「我ながら、不思議なんですよね。なんであなたがほかの男と寝ても平気なのか」

と言のだった。

翌朝、玄関のチャイムで目がさめる2人。

そこには、なんと奈津の母 紀代子(多岐川裕美)がいた。

部屋に押し入り、岩井の存在を見つけると、奈津に「汚い、汚い、汚い。あんたは私の子じゃない。」と罵声を浴びせながら殴る紀代子。

殴り続ける紀代子を止め、過呼吸におちいる奈津を守る岩井だった。

奈津が目を覚ますと、そこには母が離婚届のシワを丁寧に伸ばしながら座っていた。

離婚は許さない。愛がないからと離婚をするのは、夫婦としての努力を怠っているという。

夫との間の愛が無くなっていたとしても、夫婦として耐え抜いてきた自分のように生きろと。

「人はそんな自由には生きられないのよ。」というのだった。

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田中圭の岩井は4話でもメインだった。それだけ重要な存在なのだ。

久々にやってくる岩井でも、奈津の部屋に来ればそこは、奈津とだけの時間。

求めあう二人は4話も健在でした。

とはいえ、語り合うシーンも、身体を重ねるシーンも、3話に比べれば少なめ。

だけど、親友の上の愛人だからこそ、わかりあっている部分や、キープしている距離感があるのだと感じました。

私が個人的に好きなシーンは、母が登場する朝の岩井。

ドアチャイムに「ピンポンなったよ」と眠そうに起き上がる田中圭さんにきゅんとします。

そのあとの、母親が岩井を見つけてしまうシーンもベッドの上で正座している田中圭さん。

ちょっとダブルファンタジーっぽくない感じが逆に良かったです。一瞬ですけどね。

今回は、岩井のキャラクターの新たな一面が見えた感じでした。

次回はいよいよ最終話になっていくのですが、岩井との関係に距離を持つようになる奈津です。

第4話で奈津が目を覚ますと、すでに岩井はいません。

奈津が眠っている間、母と岩井が交わした会話が気になるところです。

だって、最終話では岩井が嫉妬に狂い始めてしまうのですから。

母との関係を目の当たりにした岩井にとって、奈津はより守りたくなる存在になったと思います。

奈津が岩井のことを大切に想い、気になるように、岩井も同じように想っている部分がある。

だけど、男と女では全く違う幻想(ファンタジー)を観ているからこそ、生じるずれが描かれていきます。

ポイント 第4話では、同性の杏子、母の人生や恋愛観が描かれている

第4話では、奈津がより一層自分自身のことを、客観的に知っていく部分が描かれているなと感じました。

これまでは、それぞれの登場キャラクターの色が濃かったと感じましたが、今回はそのキャラクターを通して奈津自身が際立ってきたように思います。

だからこそ、同性である友人杏子の恋愛や感情も描かれたと思うんですね。

「ねぇ、奈津。恋愛ってさ、いくつになっても上手にならないね。」

というセリフには、自分の恋愛を重ねた人も多いのではないでしょうか?

そして、第4話の最後には、母紀代子についても描かれました。

母親の紀代子は、自分の人生を我慢してきた。

夫との間に真実の愛がなくなってしまったとしても、夫婦として我慢、忍耐、常識、体裁といった部分に気を使い、別れずに生きてきた。

だから、あなたもそうしなさい。
それが人の一般的な幸せなのだから。

という感情、考えの表れが、その子育て、態度、言葉だったのですね。

「自分が我慢してきた分、子供には自由を」

という考え方ではなく、

「自分も我慢してきたんだから、あなたもそうするのが当然でしょ?」

という、いってしまえば意識レベル、精神性が低い人であり、かわいそうな人でもあると思います。

そうすることしかできない。
その方法しか知らない、わからない。

というのは、ある種、自分の人生をあきらめているからだと私は思うんですよね。

だから、かわいそうな面も感じつつ、奈津には頑張ってほしいと一層思いました。

そんな母の支配から、自分自身の人生、幸せに向き合う奈津は、戦士です。

そんな奈津を支えるのが、男性陣。

男性との関係を通して、奈津は自分をより知ることになり、自分の人生を生きるようになっていく。

そして、母親とは違う、高遠奈津の人生を生きるという決意と宣言を最終話ではしてくことになるでしょう。

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ダブルファンタジー最終話のあらすじ

次回はいよいよ最終話のダブルファンタジー。

エピソードタイトルは「煉獄(れんごく)の花火」です。

第4話で連絡先を渡した、大林からのストレートな求愛に身を任せてみることにした奈津。

大林の愛情は実にストレートだ。

「せっかく俺の形になったと思っても、他の男の形になっている」

と、他の男と関係をもつ奈津に感情をぶつける。

大林は他の男とは違うのだ。

それを知った岩井は、嫉妬に狂い始めていく。

これまで、どんな男との関係を話したとしても、自分の居場所がわかっていた岩井にとって、大林の存在は、奈津の背中がどんどん遠くなっていく存在だった。

嫉妬する岩井を、逆に遠ざけるようになる奈津は、情や倫理を越えた様々な男との関係によって、自分自身の孤独と自由について理解を深めてく。

と同時に、覚悟も決まっていくのだった。

ずっと恐れていた母紀代子にたいしても、ついに向かい合う。

誰の為でもない、自分の人生を生きる決意を告げていく。

そして奈津は、大林と花火大会で打ち上げられる花火を眺めていた。

最終話では、奈津が自立し歩んでいくスタートでもあります。

その過程で関係をもった男性陣たちは、まさに踏み台。

どんな決意と心情が描かれるのか、最終話も期待です。

最終話は7月14日(土)22:00~放送です。

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